骨折の疑いが出れば

皆さんこんにちは。

先日、左手首をラグビーの試合中に痛めた
中学生の男の子が夜に来院されました。

本人は「押さえると痛いだけです」と言って
手首を見せてくれました。

しかし腫れが大きかったのと、実際に手で触れて
徒手で検査したときに、「これは骨折だな…」と判断し、
その日はアイシングを指示して、
翌日に必ずレントゲン撮影する旨を伝えました。

彼は近づく大会に向けて、テーピングで固定すれば
練習に出れると思っていましたが、患者くんのことを考えて
心を鬼にして厳しく指導しました。

翌日にレントゲンを持ってきた彼…
私の予想通りに骨折してました。

彼は私がなぜ骨折が分かったのか不思議そうにしていました。

10代前半の骨はまだ成長段階にあるために、
軟骨成分に富んでいます。

したがって不全骨折(ヒビ)になるケースが非常に多いのです。

受傷した本人は捻挫と決め付けてきますので、
検査する際には入念な注意が必要です。

かつて師事した医師から言われた言葉…
「柔道整復師は手をレントゲンと思うくらいの気持ちで
検査しなくてはいけませんよ」と言われたことがありました。

当時は何の気なしに聞いていましたが、
こうして院長としての業務に就いて、その意味を
今更ながらに再認識せざるをえませんでした。

ご高診依頼をお願いした、近隣の診療所の先生にも
回答文書と後療法(固定除去後のリハビリ)の許可も頂けました。

恩師の金科玉条により、
改めて現場で良い経験を積ませてもらえた1日でした。

本日もご拝読ありがとうございました。

優鍼灸接骨院 松本でした。

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