皆さんこんにちは。
秋になると、国体を始めとした大小おりまぜて様々な
大会が開催される季節の到来です。
この時期には、当然外傷性の傷病が増える季節でもあります。
主に骨折は手首や手指におきやすく、
脱臼に関しては肩におきやすいといった具合です。
症例的には、サッカー・ラグビー・バレーボールなどの
接触性の球技や格闘技が代表的です。
もちろん簡単に骨折・脱臼が起こる前に靭帯などが損傷を受けます。
筋肉と並んで靭帯は関節における支持機構に一役買っています。
したがって腫れがひどくても靭帯損傷(あるいは断裂)由来の
損傷でとどまる場合もあるのです。
いずれにせよまずは冷却処置が要です。
先日も当院の患者様で、ママさんバレーをされている患者様が、
試合中に足首を捻って急患で来院されました。
しかし、足首を氷嚢でしっかりと冷やしておられたため、
当院にて固定処置のみ施し、レントゲン撮像を依頼しました。
心得のあるチームメイトが言った言葉
「向こうの救護班はテーピングも満足にできなかったから、
優に連れて来ました」
無言の重圧がかかる中、固定処置を施したのですが…
久しぶりに汗をかきました。
確かに社会人スポーツをされておられる方には、
我々よりも「はるかに」上手な方もいらっしゃいますから。
チームメイトのOKが出た時には、思わず苦笑い…。
久しぶりに良い勉強をさせて頂いた1日でした。
本日もご拝読ありがとうございました。
優鍼灸接骨院 松本でした。