バイク事故は9、10月に多発 大阪府警が注意呼び掛け

秋の行楽シーズンを迎える9、10月は例年、バイクの死亡事故が増える傾向にあるそうです。
大阪府警のホームページでも「ある日、突然大阪で死亡事故に遭わないために」という記事にて
バイクと自動車それぞれのドライバーに注意を呼び掛けています。

府警によると、2015~17年に、バイクの事故で死亡したのは143人。
自転車や歩行者を含んだバイクの事故で、過去3年間の月別の人数は
9月が16人、10月が18人で、全体の22%を占めるとのこと。
本年は7月末の現在で、府内で1万9690件の交通事故が発生。
74人が亡くなり、このうちバイクは27人(36%)だった。

事故の特徴として、交差点で直進するバイクと右折する自動車が衝突する「右折時」が34人(24%)、
防護柵やガードレールなどの工作物に衝突した「車両単独」が25人(17%)と高い傾向にあるといいます。

速度に起因するケースや、操作ミスなどが考えられている。
特に、自動車のドライバーからは、バイクが小さく見え、速度が遅く、
実際より遠くにバイクがあるように見えるのです。
このことから双方のドライバーにより一層の安全運転が求められる。
大阪府警交通総務課は
「バイクを運転する際は、相手から見えていないということを意識して、速度を控えた運転をしてほしい」と呼び掛けています。

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