8月も今日で最終日夏休みの宿題に追われている子供達も多いのではないでしょうか?
気がつけばセミも鳴かなくなり夜になると秋の虫が鳴くようになってきました
草木もそろそろ秋のものに変わってきます。
春は杉やひのきの花粉症が有名ですが。秋にも花粉症があることをご存知でしょうか?
9月~10月にかけての秋は、イネ科や、雑草類(ブタクサ、ヨモギ)などの花粉が飛散する時期です。この花粉が原因でアレルギー性鼻炎などを引き起こす花粉症は、スギ、ヒノキ花粉の飛散時期である春についで秋に多く発症するといわれています。
秋の草で花粉症になる主な原因植物
カナムグラ 【金葎・葎草】
クワ科の一年草。人家近くに生える雑草で、茎は他物に絡みつき、茎と葉柄に逆向きの小さい棘があります。そのため、鎌などで刈り取ろうとすると、服や肌に逆らうことになり、農作業では嫌われ者の植物です。
ヨモギ 【蓬】
山野に自生するキク科の多年草です。夏の終わりから秋にかけて1m程度に伸び、葉は羽状に分裂し、裏面に白毛があります。葉には香気があり、若葉を餅に入れ、成長した葉は灸の「もぐさ」とされます。ヨモギという名称は、「よく燃える草」という意味であるとの説があります。
ブタクサ 【豚草】
道端、空き地、田畑の畦など、どこにでも見られる1年草です。原産は北アメリカで、明治初期に日本に入ってきました。ブタクサの花粉は風でよく飛散し、花粉症の原因植物としてよく知られるようになってきました。
対策
花粉の飛ぶ植物が生えている野原や草むら、空き地、山などには極力行かないようにしよう。
とくに風の強い、晴れた日は要注意!気温が高い日や乾燥している日、前日が雨の日も危険です。ただし、雨の日は花粉が飛びにくいです。