もうすぐ梅雨の時期がやってきます。
毎日続く雨に気分も憂鬱になりがちですが
車の運転も、梅雨時期は注意すべき時期と言えます。
・雨天時の事故件数は晴天時の約5倍も発生!
・雨天で多いのはスリップ事故だが、急加速や速度超過など原因は様々。
・雨天の夜は視界が悪く、歩行者や自転車の発見が遅れるので要注意。
雨の日の運転は、視界が悪いだけではなく、路面が滑りやすくなっているため、晴天時よりも慎重に運転する必要があります。
調査によると、雨天時の時間当たりの事故件数は、晴天時と比較し、約5倍も高くなっているといわれています。
さらに、雨天時の夜間は視界がますます悪くなるため、深夜になると晴天時の約7倍も事故が発生してしまうのです。
雨の中でもっとも多いのは、スリップによる事故です。速度が高いまま、カーブに進入し、その結果として生じるスリップのほか、
追い越し時の急加速による直線でのスリップ、ほかにも轍の水たまりに進入した際にスリップするなど、
さまざまなシチュエーションで起きています。濡れたマンホールの蓋を気にせず越えようとしたら、
滑ってヒヤッとした、という人も少なからずいるはずです。
さらに、雨天時の特徴として、歩行者を見落としたことに起因する事故も発生しがちです。
雨の日の夜間は、視界が悪いため、歩行者や自転車などの認識が遅れる傾向にあります。
衝突するまで気付かなかったというケースも多いといわれています。
雨天時の運転は、どれだけ注意しても、それが過ぎるということはないといえます。