雪、凍結日の運転の注意点

大阪府は年間積雪量は、全国の中でもとても少なく
過去の気象庁調べの年間積雪量都道府県別ランキングでは
熊本、香川、大分、愛媛、高知とならんで35位となっております。
積雪量が少ない=雪、凍結した道路にはあまり慣れていないドライバーが多いとも言えます。
しかし、1月~2月にかけては、積雪量の少ない大阪府であっても
雪、凍結道路に対して万全の準備をしていないと、
思わぬ事故や立ち往生などのトラブルにあってしまうこともあります。

雪道でとくに注意したいのが、スリップによるトラブルです。
スタットレスタイヤや、チェーンなどの装備はもちろんのこと、
万全の準備をしていても、運転方法が正しくないと、トラブルを起こしてしまうことになりかねません。
予想以上に路面が滑ることを念頭に置き、安全な速度で走行する必要があります。
たとえば、急な車線変更でステアリング操作を行うと、スリップしてコントロールできなくなる場合があります。
ブレーキも慎重かつ、手前からの操作が必要です。乾燥路面と同じ感覚でいたのでは、事故のもとです。
先行車との車間距離も多めにとるようにします。
もちろん、急ブレーキは厳禁です。
クルマが左右に振られ、場合によってはスピンを起こすこともあります。下り坂では、ブレーキ操作はとくに注意する必要があります。
坂の手前でしっかりと減速し、フットブレーキを基本として、エンジンブレーキも使って、速度をコントロールするようにしましょう。
発進時にも注意が必要です。アクセルペダルを不用意に踏み込むと、タイヤが空転して発進できないことがあります。
アクセルは、じわりと踏み込み、ゆっくりとした発進を意識します。
上り坂では、平坦路以上にタイヤが空転しやすくなっています。
発進時と同じように、じわりとアクセルを踏み、坂の途中では、できる限り止まらないようにします。
タイヤチェーンは、路面に雪があったら早めに装着することが大切です。
まだ大丈夫、と思っているうちに、スリップを起こしたのでは、チェーンを用意した意味がありません。
雪道では、どんなことでも早めに用意し、急発進、急ハンドル、急制動などの急のつく操作は絶対に行わないことが重要なのです。

雪に慣れていないドライバーは、無理をせず、公共の交通機関などを利用するなど
安全を第一の行動を心がけましょう!

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